2009年3月31日火曜日

ただ今、工事中☆

よんぶらに工務店の方たちが入り、工事が始まってます。
朝の九時から音が鳴り響いてます。
鳴り響く音に負けじと私は部屋で眠り続けてます。
正直な感想は不思議と気にならずに眠ってます。
精神科外来へ行く為にドアを出たら、よんぶらの正面玄関一面に白いビニールシートが張られてます。
よんぶらの中をのぞくとドアも壁もガラスも影も形もなくなり、そこは大きな空間になっていました。
よんぶらの入り口、よんぶらの顔の部分はこれからどんなふうに表情を変えるのでしょう?
これから地下に降りるらせん階段もよんぶらに出現しますm(__)m
megumi

当事者研究全国交流集会ミーティング第一回☆

今年の当事者研究全国交流集会に向けてのミーティングが始まりました。
初めに集まった人数は八名。
始まりの核になるのはこのくらいの人数で☆
去年の資料を見ながら話し合いは進みます。
基調講演は今年はどうする?
シンポジウムは?
伊藤座はどうしましょう(^-^)
発表は分科会形式で全国から募集します!
実行委員長はみんなのサポートを確約されて本田さんに決りました☆
事務局長はまさこちゃんです☆
分科会のテーマは恋愛、家族、仕事、病気、からだ、回復、スロー、幸せ、人生、仲間などです。
みなさんがお持ちの研究テーマと一致するところはおありでしょうか?
全国の当事者研究に取り組んでいるみなさん、これから当事者研究を始めるみなさんそしてべてるのメンバー、みんな一緒に一年一度の交流集会を盛り上げて行きませんか?
みなさんと浦河でお会いできるのを楽しみにしてますm(__)m
megumi

べてるが知多にやってきたNO.3

3月28、29日の講演が終わったあと、半田市にある社会福祉法人むそうさんの見学をさせていただきました。

大判焼きのお店「狐坊庵」、養鶏と卵の販売を行っている「卵ハウスぴよぴよ」、きのこの栽培をしている「しいたけハウスにょきにょき」、喫茶店「なちゅ(板山店、有脇店)」、中華茶房「うんぷう」、その活動拠点は半田市の中に数多く点在しています。


むそうさんでは、どんな障がいや困難があっても、生活する事や働く事を大切にしています。
べてるとしてもとても参考になる取り組みりばかりでした。


うんぷうでは交流会までご用意していただき、べてるから来たスタッフ・メンバーと、知多成年後見センターの方々、むそうさんのスタッフ、むそうさんで働くメンバーさんたち、その他関係者の方々と親交を深め、楽しいひとときを過ごしました。

うんぷうの看板メニュー「黒豚ラーメン」もいただき、おなかいっぱい、こころもいっぱい☆
すごくおいしかったです!!


むそうさんの理事長、戸枝さんもお忙しい中駆け付けてくださいました。
戸枝さんは、以前浦河のNPO法人セルフサポートセンター浦河の立ち上げの時に講演に来てくださったりと、浦河とも以前から交流があります。


最後にみんなで記念撮影をしました。
これからもべてると知多との交流を続けていけたらいいなぁと思います。
知多のみなさんお世話になりました!
これからもよろしくお願いします♪


吉めぐ

2009年3月30日月曜日

第三回セルポ鍋研修会☆

夕方六時よりセミナーハウスで第三回セルポ鍋研修会が開かれました。
みんなの前には豚汁と炊き込みご飯が並び、お腹も順調にみたされて、先日行われたピアサポート研修会の振り返りが始まりました。
ピアサポート研修会の良かった点は、たっちーの当事者研究がいつ聞いてもおもしろくて笑えること。
当事者主体で会が運営されたこと。
裏方の人数がたくさんいたこと。
会がスムーズに流れたことなどです。
更に良くする点は、控え室が欲しい。
会場係は当日もだれか会場にいれるように大人数で打ち合わせに行く。
みんなのまとまりを良くする為にも鍋会を今後もやりたいなどです。
研修会の振り返りの後はたっちーと勝子さんの当事者研究がそれぞれの人生の節目にさくっと行われました。
たっちーは浦河で一般就労を目指し、勝子さんは浦河での成果をおみやげに地元に帰ります。

たっちーはセルポで鍋部の部長をつとめ、ピアサポート研修会の実行委員長を引き受けてくれたりいつも積極的に大活躍してくれました。
本田さんに勝子さんにとってセルポは何だったの?と聞かれて、勝子さんは生き甲斐だったと答えました。
勝子さんの一年に及ぶ浦河での生活をまとめる『プロフェッショナル勝子流仕事の仕方』という研究を受けて、潔さんは研究した状態が勝子さんだからそのまんまのありのままでいい。
向こうでも本田くんみたいな本当のサポーターを見つければいい。
と感想を語ってくださいました。
日々がもたらした成長とみんなの信頼を胸に二人はべてるを離れます。
たっちーと勝子さんの今までとこれからの未来に拍手☆
megumi

研究活動報告☆

午後のデイケア、当事者研究ミーティングが始まりました。
朝美ちゃんとまこと君が知多で行われた講演について語ってくれます。
講演の後で当事者研究ライブが行われたこと、当事者研究ライブの中で朝美ちゃんの病名が変わったことが報告されました。
祐君も日本語失調症という病名で講演デビューを果たしました。
知多の呼んでくださったところは重度の身体障がい者の方たちが店番をしたり、新鮮な驚きをべてる一行にもたらしてくださいました。
これから今日の研究が始まります。
今日は誰が発表するのかな☆
楽しみです(^-^)
megumi

べてるが知多にやってきたNO.2

29日は午前中愛知の当事者の人たちと一緒に当事者研究ライブを行いました。

愛知の地域生活センターに通っているメンバーの一人が苦労を紹介してくれて、会場の皆と研究が始まりました。
会場に集まった当事者の仲間からも色んな質問や意見が出て、わいわいがやがや語っているうちに最初は緊張しながら苦労を話していたメンバーにも笑顔が出てきました。

また一つ当事者研究の輪と繋がりが広がった気がします。

続く

吉めぐ***

2009年3月29日日曜日

べてるが知多にやってきたNO.1

3月27日〜29日まで愛知県半田市に知多地域成年後見センターに招かれて講演に行ってきました。浦河から松原さん、工藤さん、久保田さん、向谷地さん、池松さんと愛知から駆け付けたメンバーも一緒に当事者研究の紹介をしました。久しぶりに講演に来た松原さんが向谷地さんと一緒に進行役をして、いきなりの抜擢だったけど会場が笑いに包まれてとても楽しい講演になりました。「わからない事もあったけど、司会が出来て良かった」と言ってました。
道外講演デビューだった工藤さんは自分の気持ちを伝えるのが苦手で、本当はやりたい事や思いを「出来ない、だめだ」などの言葉が出てくる日本語失調症で苦労しています。講演が終わったあと「全然話せなかった」と言っていたけど、「本当はもっとうまく話せる様になりたいと言う言葉の裏返しだね」と皆と笑いながら、振り返りました。
久保田さんは目線の研究を発表して、いつもやっているさをり織りを講演用に持ってきて、皆に公開していました。
会場には立ち見が出る程お客さんが来て、質問や自分の苦労を話してくれる人も出てきて、べてるの活動や当事者研究を一緒に分かち合う事が出来ました。続く
吉めぐ***

春の訪れ☆

日曜日の午後、りかさん号で流れる川のそばにふきのとうを採りにいきました。
ふきのとうは地面のあちこちに顔をのぞかしています。
川のこちら側でふきのとうを採り、川のあちら側に福寿草が群れて咲いているのを見て小川を飛び越えて花を見に行きました。
薄曇りのお天気ですが、福寿草は花びらを開いて私を待っていてくれました。
早春、春の訪れを感じます。
家に帰って仲間の力を借りて、ふきのとうをふきみそに変身させました。
焼きおにぎりにしてふきみそを塗って、軽く焙って食べたらおいしいよねとなっちゃんが提案してくれました。
それを聞いたみんなの口元もほころびます。
megumi

2009年3月28日土曜日

勝子さん送別会☆何回目?

土曜日の夕方の陽だまり、誰のリクエストか、今日のメニューはお好み焼きです。
みんなに惜しまれつつ三月末に地元に帰る勝子さんの送別会がデイケアや共同住居などさまざまなところで開かれています。

現在のところみんな合わせて四回目です。
ようこちゃんがマカロニサラダと野菜炒めを作ってくれました。
ようこちゃんの創作料理は調和を持ち、不思議に何を食べてもめちゃくちゃおいしいのでありました。
今日もフランスパンの薄切りにマヨネーズを塗って、缶みかんを一個のっけた料理が何ともおいしくてミラクルです。
ようこちゃんレシピを真似したい方はお試しあれ♪
総勢十一名の参加なので、キャベツを一個半使って準備しました。
勝子さんは自分の送別会なのに、お好み焼きの焼き焼き奉行をあい勤めてくださいました。
みんな満腹、満足満足☆
勝子さんに何か一言言いたいことある?と尋ねると、Iwillbebackと答えてくれました。

いつでも勝子さんのこと待ってるよ☆
陽だまりのみんなも勝子さんの地元に遊びに行きたいな。
これからもべてるのみんなと勝子さんとの交流は続きます。
megumi

2009年3月26日木曜日

続・ぱぴぷぺぽミュージックフェスティバル☆

みんな演奏したくて喜びいさんで舞台にあがります。
そして仲間の演奏に耳を傾け応援します。
ちょびっと間違ってもご愛嬌、この舞台にあがれることがうれしいのでありました。
迎能プロのみえちゃんは、うれしくて仕方がないよ。ずっとここで歌ってたいさぁと舞台上でみんなに向かってつぶやいていました。
デイケアのみんなは総出演で森山直太朗のさくらを歌います。
来る人があれば去る人もあって、今という時を記憶に留めようとデイケアのみんなは歌います。
パンチングローブもうたのうたを演奏、アンコールは十七歳を演奏してくれました。
パンチングローブの演奏がうれしくて、潔さんが踊りだしちゃう一コマもありました。
そしてぱぴぷぺぽミュージックフェスティバルの最後に、沖田さんの伴奏で翼をくださいを歌いました。
このフェスティバルを企画し、四月から内科の勤務になることが決まっている看護士の本間さんに花束が贈られました。
本間さんはこの仕事を自分の中でデイケアでの最後の仕事にしようと思っていました。
始まって三曲目くらいから泣きそうになりました。
みんなのことを仲間だと思ってます。
内科の勤務になっても、みんなに会いにデイケアに顔をだしますと語ってくれました。
ぱぴぷぺぽミュージックフェスティバルが終わってから、会場にいるみんなの中にお互いの演奏を讃えあう豊かな時が流れました。
自分の順番がくるまでのどきどき感とみんなの演奏に耳を澄ます喜びと大ホールの持つ晴れがましさとすべてにまるをあげたくなりました。
megumi

ぱぴぷぺぽミュージックフェスティバル☆

今日はべてる、デイケア、病棟のみんなが待ちに待った晴舞台、うれし恥ずかしぱぴぷぺぽミュージックフェスティバル当日です。
この日のために出場者は各々練習場所に集い研鑽を深めてきました。
な、なんと会場は文化会館大ホール☆
みんな前の方にきゅきゅっと座り、本番を待ちます。

潔さんの挨拶でミュージックフェスティバルは始まりました。
替え歌あり、オリジナル曲あり、踊る人あり。
使われる楽器もピアノ、ギター、バイオリン、ボンゴ、ディジュ、サックスなど多彩です。
megumi

2009年3月25日水曜日

支援計画を学ぼう☆

今日は午後から朝美ちゃんの支援計画を立てるケア会議が行われました。
アセスメントが行われ、ケア会議を行い、就労と生活の支援計画が立られます。
今日のケア会議は新しくべてるに就職したスタッフの勉強会の場でもありました。
ケア会議を行われる本人と本人が参加して欲しいと選んだメンバーとグループホームの世話人と就労のスタッフがケア会議に入るのが浦河流です。
生活上に起きてくる問題の対処法を学ぶために使われたSSTに、これが認知行動療法の神髄だ!と鳥肌が立ったとの感想を述べてくれた新人スタッフの声も聞くことができました。
朝美ちゃんのことをより深く知ることができる機会を得ることができてよかったです。
一緒に働く仲間として朝美ちゃんの日々を応援していきたいですm(__)m
megumi

今日の、のりくん。

のりくんが、パソコンやってます。ねずみ男みたいです。
yu☆

ジョブガイダンスをやりました☆

3月23日〜25日の3日間、ハローワークの職員を講師に交えてデイケアでジョブガイダンスを行いました(^O^)

今回のジョブガイダンスは、ハローワークの方に履歴書の書き方や面接の練習などをやりました☆

3日間のジョブガイダンスを終了した時に終了証書もいただきました!


今のところは、年に1回ジョブガイダンスを行われてます。

これからもみんなが一般就労をできるようになれたらいいなぁ〜って思いました( ^^)Y☆Y(^^ )


ますかなでした☆

2009年3月24日火曜日

なごりゆき☆

昨日の晩から冷え込んで、浦河はなごりゆきが降っています。
雪は降れども日ざしに春を感じます。
日当たりのよい所はふきのとうも芽吹いてます。
なごりゆきが終われば春のとびらが一息に開かれます。
megumi

2009年3月23日月曜日

新人ワーカー現わる☆

ニューべてるからフレッシュなニュースがあります。
本年度、ニューべてるに二名の新卒のソーシャルワーカーが採用になりました。
潔さんを囲んでめがねをかけているのが井上君。
もう一人の優しそうな青年が朴君です。
二人とも向谷地さんに学んだ縁があり、ソーシャルワーカーの実習先に浦河を選んでくれました。
そしてべてるのみんなとテニスをしたり、楽しい思い出を共有しています。
井上君と朴君がワーカーの採用の為の面接にニューべてるに来てくれた時、べてるのみんなは心の中でガッツポーズをしていました。
やったね☆
笑顔がまぶしい新人の二人も浦河に来れたことを心から喜んでくれています。
井上君は「べてるが地域に貢献しているという事をべてるで働くことによって実感していきたい。」と働くにあたっての抱負を語ってくれました。
朴君は、「僕の自己病名は注目されると緊張しちゃうので、スポットライト消したい症候群です。当事者のみんなと向き合えるソーシャルワーカーになりたい。」と抱負を語ってくれました。
二人はこれから浦河でどんなソーシャルワークを展開していってくれるのでしょう。
二人の夢が花開いていくことを祈ります(^-^)
megumi

2009年3月20日金曜日

園子ちゃんのお祈りの家☆

今日はべてるのみんなと一緒に林園子ちゃんを偲んで建てられた園子ちゃんのお祈りの家に招かれました。
園子ちゃんのお祈りの家には園子ちゃんが生涯浦河にいたいという願いが込められています。
園子ちゃんは浦河の町が大好きでした。
心尽くしの手料理をいただき、園子ちゃんの思い出を語り合いました。
園子ちゃんは今日、みんなが来たことを喜んでくれているのでしょうか(^-^)
園子ちゃんは浦河で水を得た魚のように病気の苦労を光に変えて、いきいきと自らの体験を喜びを持って語っていました。
園子ちゃんのメッセージに励まされた人は全国にたくさんいらっしゃると思います。
園子ちゃんは肉体はなくなっても、魂は一緒に過ごした仲間の中に息づいています。
浦河にいつも園子ちゃんはいて、浦河のみんなのことを見守ってくれている気がしてとても嬉しくなりました。
megumi

よんぶら改装ミーティング☆

今日はメンバーを集めてよんぶら改装ミーティングが行われました。
建築家の大岩先生がストローベールを使ってよんぶらの内装を作る計画をみんなにお話してくださいました。
珪藻土の壁は中身はわらを用い、湿気を吸収し、保温効果にもすぐれていて乾燥するときは湿気を吐きだす呼吸する素材です。
日本人は畳の上で死にたいと昔から言われています。
畳は表面はいぐさでできていますが、中身はわらでできてます。
そしてキリストもわらの上で生まれました。
生まれてから死ぬまで昔の人はわらとつながりのある生き方をしていました。
わらと土は使い終わったら大地にもどっていきます。
そしてカフェを作ることで人と人とのつながりを取り戻す場を作りたいと大岩先生はおっしゃっていました。
予定では四月十五日からメンバーも参加して、わらと珪藻土を使ってのよんぶら改装工事が行われます。
設計図上にある一つの夢が現実に立ち現われていくのをみんなわくわくしながら待っていますo(^-^)o
さとこ&めぐみ

2009年3月19日木曜日

よんぶら改修打ち合わせ☆

ピアサポート研修会が終わり、住居に帰ってくるとよんぶらに明かりが灯ってました。
中を訪ねると建築の図面を持って建築家の大岩先生と工務店の方が打ち合せをされてました。
そこにはべてるスタッフもいてストローベールの工法を使ってのワークショップをいつ行うかが話し合われていました。
ストローベールとは写真の中にある一抱えもあるわらのブロックのことです。
ワークショップではストローベールを積み重ね、珪藻土を塗り重ねていく体験ができます。
自然の産物であるわらと土に触れるのは大地に足をおろしたような爽快感があります。
商品が取り去られたよんぶらは6月にはすっかり今までと違うおしゃれな居心地の良い空間に様変わりする予定です。
どんな風にみんなで作り上げられるか今から楽しみです☆
megumi