今日はべてるの七夕まつりです。
北海道の七夕は旧暦で八月七日に行われます。
セミナーハウスに集まったみんなは思いをそれぞれ短冊につづります。
病気のまま幸せになれますように。(まいちゃん)
やせますように。(のぞみさん)
女がほしい。結婚できますように。(けんちゃん)
つらい思いないように。全部楽したい。(殿下)
巨大な愛に恵まれますように。(私)
みんなの願いに暖かな笑いが生まれます。
みんな正直で困っちゃう☆
短冊の披露の後でひめのお別れ会が行われました。
ひめは十二年べてるにいていつもにぎやかにみんなの中にいました。
ひめはこの度めでたく統合失調症、アルコール依存症に加え認知症になりました。
札幌の認知症のホームでこれからの生活を過ごすことになり、来週には引っ越してしまうことがみんなに告げられました。
みんなにマイクが回り、おつまみこんぶの詰め方をひめに指導されたことや、飴をいつも差し出してくれたことや、一緒にとうきびの皮むきをして楽しかったことなど、数え切れないくらいある思い出がみんなから語られました。
ひめが所属していた熟年倶楽部のメンバーがひめを惜しんで側に寄り添います。
みんなの思い出からひめがどれだけいきいきとみんなの中で暮らしていたかが浮かんできます。
ひめはみんなの言葉に嬉しそうに耳を傾けます。
ひめは本が大好きで、いつもべてるの本が出たら真っ先に読んで感想を朝ミーティングの場でみんなの前で語ってくれてました。
たくさんある本はみんな札幌に持っていくよとひめはみんなに語りかけます。
そしてひめはハムちゃんと一緒に「べてるを知らない大人たちへ」を迎能プロダクションの一員として歌ってくれました。
ひめはいつも正直で思いを率直に語り、粋なところのある病気の大先輩だったと思います。
来る人があれば去るひともあり、べてるは大きな流れとなります。
ひめがいない浦河はつまんないけれど、ひめがこれからもたくさんの人に囲まれて幸せに日々を過ごせることを心から祈ります。
私たちはたくさんの感謝の心をひめにおくります。
megumi
2008年8月7日木曜日
七夕まつり☆
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2 件のコメント:
ひめさんとの別れ。
辛い日になりましたね。
でも別れはいつに日にか来るもの。
笑顔で見送って上げれたでしょうか?
ひめさんもこれから新しいい出会いに向けて旅立ったのでしょう。
思い出を胸に抱きしめて遠く離れたひめさんを思い出してあげてください。
お別れは寂しく悲しくつらいですね。
お別れして行った先で幸せに暮らしてくれるだろうか、とか。
これから一緒に笑って思い出を作ることが出来ない寂しさ、とか。
そんな人とは知らないうちに魂が混ざり合ってミックスジュースみたいになってその人がいなくなったら二度と同じ味わえないような気がする。
思い出を心に抱いて、寂しくなったら、そっと蓋を空けて飲んでみる。
そんな事を感じました。
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