よんぶら改装ワークショップ四日目です。
みんな土で汚れるのも様になってきました。
今日はゆうこさんの娘のゆらちゃんとそのお友達のちびっこたちが現れてにぎやかです。
ちびっこたちは土踏みを体験したり、土を壁に塗ったりしてます。
作業に飽きるとちびっこたちはよんぶらから近い海に遊びにいきました。
今日はよく晴れていて日差しも暖かです。
よんぶらではみんな作業に没頭してます。
奥の方では大工さんたちが天井を張る木組を作ってられます。
月曜日なので浦河にいらしている向谷地さんもビデオカメラを片手に作業をしているみんなに声をかけて、まつりの発表や大事な記録として取材をなさってます。
その後ろではストローべイルを半分に割る作業をカイルさんとまさこちゃんが行ってます。
ストローべイルの工法の作業の一つ一つはだんご結びだったり、くぎに紐を引っかけることだったり、心を込めて行えばだれでもできることの積み重ねです。
そしてみんなが大事に思っているよんぶらの中に、それぞれが自分でここの壁は私が塗ったのだと懐かしく思う記憶をみんなは作りつつあります。
そして作業の合間に池松さんにしょうこちゃんが人生相談をしていたり、何げに日常のべてるが現れていたりします。
一番奥の壁の天井に近いところにしゅんくんが大きな木槌でストローべイルを押し込んでいます。
それは男の人ならではの力仕事。
活気があって華があります。
今日現れたのはべてるの商品を置く陳列台をストローべイルで作ったものです。
みんなでわらを積み、わらの塊のすきまにわらやわらと土を捏ねたものを詰め、土で表面を覆っていきます。
きれいに野田さんに仕上げのこてを入れてもらった陳列台へのみんなの感想はおいしそう、チョコレートケーキみたい☆
陳列台にはこだわりがあって微妙な曲線がほどこされています。
それをみんなで協力して作り上げました。
しょうこちゃんは美術の塑像を思い出しながら、土塗りに神の手を持っていることが発見されたしんごくんは左官屋の野田さんにうちで働かない?とスカウトを受けながら美しいラインを追求しました。
作業の最後に一番奥に人の身長を越えるわらの壁が出来上がり、明日は壁を塗る作業が始まります。
作業はみんなのがんばりで予想を超えるスピードで進んでいます。
明日にはもうすべての工程が終わる予定まで立ってしまいました。
浦河の町の左官屋さんの野田さんは、「僕も仕事をする上で自然の素材を使うことが一番うれしい。自然から素材を得て作り、壊れた後は元の土の帰るそれが理想だね。べてるのみんなは自然の素材のわらと土の触れることでみんないい顔をして作業をしていた。それはわらと土の持つ力だと思う。」とにこやかに答えてくださいました。
よんぶらはみんなの手で新しい形へと変わっていきます。
そしてそこにはよんぶらと関わるたくさんの人たちのそれぞれの物語が人と人とのつながりの中で作られていきます。
そしてその中心にCafeBraBraがあります。
今まさに物語は始まりつつあります。
これからの未来がたくさんの人の祝福と共にありますように。
megumi
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